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医学生のアレやソレ

旧帝医学生のブログ。勉強とか趣味とかまとめとか。

医学英語 

どの大学でもそうだと思うのですが、必ず英語の講義はある。

日本で生きている限り、英語は使わなくてもまぁ生きていけるが、とはいえ使わなければ上達することはありえない。

 

医学科では特に日本語に不慣れな海外の方を診察するときに備え、医学英語という講義で英語での医療面接を練習したり、英語で書かれた疾患の説明文を読んで、それを要約するなど、ちょっと実践的な講義を受ける。

帰国子女や、留学のために英語を学び続けている人は簡単そうにこなしているが、日本語ばかり使ってきて英語を話すことに不慣れな自分は四苦八苦している。

 

 

正直に言って、高校英語までしっかりやっていればリーディングに関しては問題なく大学生活を送れるだろう。

センター試験で9割を取る実力があれば困らないはずだ。

 しかしスピーキングに関して言えば、まったく別の話となる。

難解な文章を読み解き和訳する力があっても、実際に話してこなければ、スラスラと口から英語を唱えることはまずできないと思われる。(実際に自分がそう。)

 

話すことに限定すれば、文法的には中学英語の範囲で充分であろう。

とにかく、間違ってもいいから使っていかなければならないと、いま痛感している。

 

 

受験生の方は、英語は読んで聞ければとりあえずそれでいいと思うかもしれないが、先のことを考えるならばせめて音読だけでもしっかりやっておいたほうがいいかもしれない。

まぁ音読は効果が大きいので、やってる人のほうが多いとは思うけれど…。

 

 

英語は言語なのだから、話すことで得ることも多いと思う。

話すことを意識した英語学習をしてこなかったことを若干後悔しているし、反省している。

このようなことにならないよう受験生の方は注意してほしい。

 

 

週に何度もない講義であるから、これだけで英語に習熟するのは難しい。

しかしこれをいい機会と捉えて、英会話の表現を唱え、舌に覚え込ませる日々である。

医学生の放課後

自分は理系学生として大学を卒業した後に、医学科へ入り直した経緯を持つ。

そのため他の医学生よりも、医学生の生活を相対的に見ることが出来ると思っている。

 

一般に理系学生は実験、レポート、講義の量が多く、また定期試験も持ち込みが可能でないことが多いためかなりの暗記量が必要となる。

もちろん文系学生の生活はわからないため、これは主観的判断である。他意はない。

 

工学系の場合カンペの持ち込みが認められている場合もあると聞いているが、これは膨大な式の単純な暗記よりもその活用、応用を問うためであろう。

 

さらに研究室生活が始まれば、日々実験し、報告用のスライド作成や抄録、研究室のセミナー、学会発表の準備や論文作成など、多くの活動に身を投じる事になる。

卒業のためには卒論、修論、さらには博士論文を書き上げる必要がある。

実験時間も長くかかるのはザラであるため、深夜まで帰らずにいることも多くつらかったことも多かったが、その分充実していたのも間違いない。懐かしい限りだ。

 

医学生は暗記量が多いとよくいうが、これは事実であると思う。

前の大学のときよりも一日で処理する暗記事項の量は確実に増しており、試験前にだけやれば済んでいた以前に比べて、医学科では同じ取り組み方では確実に追試にかかってしまうと思われる。

(もちろん自分の加齢による記憶力の低下の影響もあるだろう。悲しいことだ。)

 

基礎医学をしっかり暗記すれば臨床ではそれを応用して考えることが出来るという。

ロジカルに考えることを可能にするために、膨大な量を暗記するのだ。

それが前提なのだ。

 

自分の今の努力がいつか必ず実を結び、それがひいては将来自分が診ることになる患者さんの心身の健康につながり、また自分の喜びに寄与すると信じて、誠心誠意教科書を暗記し、底に流れる人体の原理に思いを馳せる日々である。

 

忙しくも充実している。ありがたいかぎりだ。

 

ことばのはなし

言葉は思考の基本であると思うし、日常的に頭のなかで想起される言葉によって行動力とか、気分とか、自分の生活が規定されているように思う。

 

 

自分が大事にしている言葉に、継続こそが力というものがある。

 

継続は力なりとはよく言うもので、それに納得もしているんだけど、どうにも他人の言葉という感じで、言葉が自分のなかに生きているような感じはしなかった。

 

そこで強調のこそという係助詞をつけて、継続することの価値を強めてみたら、なんだか言葉が自分のものになったような感じがして、物事を継続していくことがちょっと出来るようになった。

 

ことわざには時代を経ても不変の価値があると思うし、利用しない手はないと思う。

でもそこに自分だけの解釈と言うか、ちょっと言葉を変えて、自分にとって受け入れやすい形にしてやるだけで、言葉が自分に及ぼす力がぐっと大きくなるように思う。

 

 

ばからしく思えるかもしれないけど、たぶん意味はある。

言葉のもつ力も利用して、楽しんで生きていきたい。

新年度

新年度が始まりました。

無事に三年生に進級できたためなかなか充実した日々になりそうです。

 

実際に入ってみてわかったことですが、医学科は留年が多いです。

一日で処理する知識量が多いため、少しでもやる気を失ってサボると自分の首を締めることになってしまう感じですし。

 

目的意識といいますか、なんのために今この勉強をしているのか、これをやっているのかということを明確に意識し続けることが大事だと感じています。

目的意識が明確であれば眼前の煩雑なことも、希望を持って処理できますから。

 

なんのために医者になるのか、もっといえばなんのために生きるのか、どう生きていきたいのか、自分の理想は何か、そして最後にどう死んでいきたいのか。

自分の人生プランと言うか、生きる上で大事にしていきたいものを明確にするべきだと思います。

メメント・モリという言葉どおり、最期をおもうことで本当にやりたいこと、守っていきたいものが見えてくるなぁと、そう思う次第です。

 

やるか、やらないか

日曜日だったので、近所の公園を散歩

天気はよくてもまだ少し肌寒い、けどその少しってところに、もうすぐ春なんかなぁと思ったり

 

公園に小さい子ども

幼き日を思い出す

 

幼稚ゆえの全能感

挫折を知らなかった日の、やれば出来るという幻想

 

やらなければ虚

やれば実

 

やらないことで得る虚栄

やることで知る無能感

 

虚栄にまみれた青春だった

 

行動至上主義、やるか、やらないかではやるとする。

やらない、というところに注目、現実的に可能か不可能か

やれないものももちろんあるけど

諦念は積極的に排除する気概

 

現実的とはなにか

不可能は現時点では不可能と判断する潔さ

あくまでも現時点と判断する、行動すれば届き得る範囲内には届くと感じること

そう見極める、これは妥協では無い

 

望んでいればいつまででも成長期だと、感じること

 

分析と計画とステップ化、反省、改善

世に言うPDCAサイクルを回す

 

試行錯誤、だけでは足りず、プラス反省と改善

 

完璧は世にない、完璧主義という幻想を棄てよう

 

結果に対し、

動かない後悔よりも動いた結果の反省を求めたい

動いた結末が恥であっても、胸を張れる気がする。

解剖学の勉強覚書

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解剖学といえば医学のきほんの“き”といわれます。

 

英語を学ぶ際に単語・文法を覚えなければ長文もなかなかスムーズに読めないのと同様に、人体に関する用語を覚えていなければ臨床事項は理解することは難しいですよね。

 

解剖学をこれから学ぶ人のなんらかの役に立つように、自分がやったことや使った本を書いておこうと思います。

解剖学の勉強のコツになれば幸いです。

 

 

実習は予習が命

解剖学は実習と並行して行われます。

大学によって進め方は異なるとは思いますが、自分の大学では、一時間ほどの講義を受けたのちに実習室に行き、御献体を解剖するという流れでした。

 

この実習前の講義でその日解剖する部位の構造の特徴や、注意点が述べられるのですが、とにかく量が膨大であるため講義だけでついていくのは至難の技だと思います。

(もちろんできる人もいるとは思うんですけど…)

 

実習は解剖の手引書に沿って行われるため、事前にこの手引書を読んでから講義に臨むようにするといいと思います。

だいたいの大学でこのような手引書を使っていると思います。

 

解剖実習の手びき

解剖実習の手びき

 

 

手引書は文字ばかりで無機質なので、読むのは疲れるし読んだだけで覚えるのも難しいです。

しかし、見るべき構造は何か、どこを切ると何が見えるのかなど、事前に流れの把握だけでもしておくと、実習での習得度がものすごく上がると思います。

 

これに加えて、対応する部位のアトラスをさらっと見ておいて、どのような見た目をしているのかをイメージしておくと実習が楽になると思います。

 

ちなみにアトラスとは図譜のことで、人体の構造の絵や写真がまとまったものです。

 

講義は宝の山

 

解剖学で覚える量は、冗談抜きで膨大です。

全身の器官、筋肉、骨、血管、神経の名前を日本語/英語ですべて暗記し、またその構造がどういった機能に結びついているかを述べられるようにすることが求められます。

 

臨床的に重要なところは同時に試験に出やすいところでもあるので、講義中に特に強調して説明されると思います。

そこは聞き逃さず、かならずメモを取っておきましょう。

膨大な量を効率良くこなすためには必要なことですよね。

 

使いやすかった教科書

教科書は基本的に

・手引書

・アトラス(図譜)

・教科書

の三種類が必要です。

 

手引書は各大学指定のものでいいです。

手引書だけでも8000円くらいして高いので、先輩にもらったり図書館で借りるなどして安くあげてもいいと思います。

 

 

アトラスはネッターやプロメテウスが有名ですが、自分は実習では解剖学カラーアトラスが特に役立ちました。

 

解剖学カラーアトラス 第8版

解剖学カラーアトラス 第8版

 

この本は写真のアトラスなので、実際に肉眼でどう見えるのかがよく分かります。

 

ネッターは絵、プロメテウスはCGのアトラスなので、綺麗で見やすく構造の理解に役立ち復習にはもってこいなのですが、綺麗すぎて実際の解剖の予習には使いづらかったです。

カラーアトラスは予習のときに流れをイメージするのに非常に役立ちましたし、実地試験にも非常に役立ちました。

 

1冊12000円とまぁ高いんですが 、実習レベルでは中身に大差ないので旧版を安くかったりすれば良いかと思います。

 

 

教科書はやはりグレイ解剖学が基本だと思いますが、わかりやすい副読本としてイラスト解剖学がおすすめです。

 

イラスト解剖学

イラスト解剖学

 

 1ページ1テーマで、手書きの絵と簡潔な説明で非常によくまとまっています。

試験勉強時には自分で絵を描いて説明できるようにしたりするのですが、この本の絵をマネして描けばいいので勉強がしやすくなります。

 

また中身的にも十分な量があるので、グレイを読むのがしんどいという方はこっちをメインに進めても大丈夫かと思います。

 

三次元イメージにはアプリも有効

実際の解剖は三次元での理解が必要なのですが、二次元のアトラスから三次元のイメージをするのはけっこう大変です。

三次元の理解のためには3Dアトラスが役立ちました。

 

ヒューマン・アナトミー・アトラス

ヒューマン・アナトミー・アトラス

  • Visible Body
  • メディカル
  • ¥3,000

全身の構造を3Dで自由に動かして見ることができ、器官系ごとに表示したり、断面で表示することもできるので、全身のまとまりを把握するのにとても役立ちました。

 

自分は三次元理解に苦戦したので人体模型を買おうか迷ったのですが、これのおかげで買わずにすみました。笑 

3000円とアプリとしては高めですが、それ以上の価値があると思います。

 

試験問題は自分でつくる 

実際の試験でどのような問題がでるかは過去問なりを解いて対策を練ればわかると思いますが、試験前に覚えきるには解剖学は量が多すぎます。

 

そこで実習中に復習を兼ねて友人と問題を出し合っていたのですが、それが非常に有効だったのでオススメしたいです。

問題は自分がわかっていることしか出せないので、問題のレパートリーを増やすために

いつの間にかマイナーな知識を覚えられたりします。笑

 

過去問で頻出の問題であったり、臨床的に重要な知識を覚えて出していたものが実際の試験でも出たりしました。

 

実習は一度きり。誠心誠意。

もっとしっかりやっておけばよかった科目はなにか?と問われると、解剖をしっかりやっておけばよかったという、と聞きます。

 

解剖は医学部の中でも特殊な科目だと思います。

献体くださったかたがいなければ、十分に学ぶことができないからです。

 

献体の思いに報いるためにも、もちろん自分自身のためにも、予習から復習まで誠心誠意学ぶのが特に大切なことだと思います。

 

 

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二次試験の心得

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はやいものでもう2月も下旬。

 

今年の国公立大学の二次試験は土日に行われるんですね…しらなかった。笑

 

二次試験に緊張するなというほうが難しいですので、できるだけ自分の力を出せるように自分が意識していたことを書き残しておきたいと思います。

 

目次 

 

 

 カバンにはチョコレートを忍ばせて

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「試験の強い味方チョコレート」とはよく聞きますよね。

 

脳の栄養源は血中のブドウ糖が主であり、またグリコーゲンとして蓄えておくことができないので、試験前にはチョコレートを食べて血糖値を上げておくことは有効です。

 

また試験前の緊張状態も甘いカカオの香りで和らぐため、いつも通りのパフォーマンスを発揮するのに役立ちます。

 

 よく言われている話ではありますが、自分の経験からも試験前にチョコレートを一口つまむことは効果大です。

 

ぜひ利用してみてください。

 

 

 

直前の見直しは吟味して

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試験直前にはこれまでやり込んできた教材の見直しをしましょう。

直前に確認した事項が試験にでた、という幸運を引き寄せることができます。

 

とはいえ、闇雲に見直していても頭に入らず、焦るばかりでは本末転倒になってしまいます。

 

見直す際のポイントは、自分がもっとも多くこなした参考書の、どうしても頭に入らなかったことを見ることです。

 

直前に新しい問題や知識を覚えようとしたところで、その効果は高が知れています。

一方、これまで何度となく繰り返した参考書は、一つの事柄を見直すだけで関連知識も芋づる式に頭に浮かび、復習の効果ははるかに大きいです。

 

直前期は新しいことに手を出さず、復習に全力を注ぎましょう。

 

自分のやってきたことを信じるとはそういうことだと思います。

 

 

 

耳ストレッチで緊張をほぐせ

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試験前は誰だって緊張するものですから、その緊張をいかに上手に処理するかがパフォーマンスに影響します。

 

緊張時には交感神経が興奮しており、全身の血管は収縮して血圧が上昇しています。

ストレッチで血流の循環をよくして、緊張をほぐすのは効果的です。

 

会場では大きな動きをすることは出来ませんから、小さな動きで筋肉を伸ばせる耳ストレッチは効果的です。

 

耳たぶを軽く引っ張りながら深呼吸するだけでも随分とリラックスできますし、集中を高めることができるので、ぜひやってみてください。

 

詳しくは以下のサイトを参照してみるといいかと思います。

 

www.lifehacker.jp

 

 

 

解けるものから解く原則

練習以上のパフォーマンスを本番で出すことはとてもむずかしいことです。

逆にいえば、本番で練習時のパフォーマンスをいかに出すかが勝負の分かれ目でもあります。

 

そのためには、これなら解けるという問題をしっかり解いて、自分はいつも通りだと自分を安心させることが有効です。

 

焦ってパニックになってしまい、冷静にやれば解けるものも解けなかったというのはよくある悲劇です。

そんなありがちな悲劇の主人公にならないために、試験が始まったら深呼吸して、あせらず解けそうなイメージが湧く問題を探しましょう

 

仮にそんな問題がなくても大丈夫。そんなときは他の人も同じ気持ちでいるはずですから。

とにかく焦らずに、自分にできることを答案用紙に残していきましょう。

 

 

 

とにかく平常心で

知ってる人からすればあたりまえのことばかり書いてきた感は否めないですが、とにかく大事なのはいつも通りの自分でいることです。

 

上手に緊張と付き合って、当たり前のことを当たり前にこなすのがコツだと思います。

 

受験生の皆さん、がんばってください。

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