医学生のアレやソレ

旧帝医学生のブログ。勉強とか趣味とかまとめとか。

試験前のはなし

二月に入り、これから脳解剖学と病理学、神経生理学の試験があります。

 

個人的には解剖学にハマっているので、何とかいい成績を取りたいところ。

 

一年以上ぶりで何を書けばいいのだかわからないな…とにかく継続して書いていければいいなぁ。

今後は気になるトピックや医学を学んでて面白いと思った話、医学部での勉強などについて書いていこうかな、などと思っています。

 

さて。

 

もうすぐ二次試験ってことで、医学部受験生、そこに限らなくても受験生の多くは精神不安定状態でしょう。少なくとも自分はそうでした。笑

赤本を解いても同じ問題は出るわけないし(傾向をつかんで、時間配分を体で覚えるためには大事だけど)、面接で話す内容も詰めなきゃいけないし、話す練習もしなきゃいけない…。

やることはたくさんあるように思えるけど、諦めずにがんばってほしいですね。

 

よく言われる話だと思いますけど、直前に新しいことしても焦るだけなのでこれまで取り組んだ問題集を一日で一冊の半分とか、一冊丸々とかやって反復しまくるほうが身になると思います。過去にできなかったところだけを割り切って復習するということですね。

ポイントは短期間で一気に反復しまくるってことですね。

多くの方は聞いたことがあると思いますが、単語の意味や単純な解法などの記憶は意味記憶と呼ばれ、これには脳の海馬が関わります。

海馬は中期記憶という数週間で忘れてしまうような記憶を保持しますが、これをさらに長期間忘れないでいるためには、大脳皮質と呼ばれる脳の表面に記憶を転送する必要があります。

 

短期間で一気に反復して、刺激を高頻度で与えることで、海馬のシナプスの反応性が上がって、記憶が長持ちしやすくなるんですね。長期増強というんですけど。

なので試験直前の追い込みには新しいことをパラパラとやって短期記憶を増やすよりも、信頼のおける問題集を反復しまくって記憶を長期間保持できるようにした方がいいですよ、というお話でした。

 

これは個人的経験ですけど、繰り返すと覚えるだけでなく知識が有機的にリンクし始めて理解が深まっていくんですよね。この感覚は個人的にすごく楽しいので、ぜひ焦って変なものに手を出さずに、自分のこの一年間の努力を信じて、復習しまくってみてください。

 

…一年努力してこなかった(問題集一冊すら終わってないみたいな)人は、焦ってとにかくまず一冊終わらせてください。笑

 

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成績開示

先日、2015年度入試の試験結果が大学より送られてきました。

 

センター93%、2次試験平均7割で無事合格してました。

総合では8割弱といったところでした。

 

 

このことからも、医学部を受験される方はやはり

センター9割、2次7割

を目標にすれば良いと思います。

 

個人的にはセンターでの取りこぼしを少なくすることが大切だと考えています。

センター後の2次試験までの一ヶ月を「自分は行ける」という自信を持って過ごすことが出来るからです。

2次で挽回するというのは余程の実力がなければ無理です。まず常人には無理と言っていいほどだと思います。

ですから、センターでしっかり取って、2次は解ける標準問題を必ず解き、難問は部分点を狙うというのがセオリーだと思います。

中間試験

先日必修科目の中間試験がありました。
中間試験というもの自体が久々なもので、懐かしさと程よい緊張感を味わうことができました。

試験の内容は生物学の基礎の選択問題でした。
前もって教科書を一回読んでいたので、滞りなく解くことができたのでまぁ良しとします。


大学の勉強は高校までとはちょっと趣が違います。

高校までは、教えることを生業としている教師が、教科書の中身を全て解説してくれますし、また教科書もそれがやりやすいように出来ています。

つまりは受け身でいても、ある程度までは理解できることが多いです。

解説豊富な問題集や参考書もたくさん出版されていますので、自習もやりやすいと思います。



一方、大学では教授の講義が基本となりますが、一回の講義で扱う内容は膨大な量です。
一回の講義で教科書一章分、100ページ進むなどザラです。

これだけの量を話すのですから、当然詳しい解説をしている時間はありません。

講義ではエッセンスの解説がなされ、詳しい中身の理解は学生に委ねられるのが基本です。


また担当の教授も、教えることだけが仕事ではなく研究もこなしているため、講義で扱う内容も最新の話題などが盛り込まれてきます。

これは教科書にも、Google検索にかけても日本語では解説などありません。

あったとしても説明に不備がある場合がほとんどです。
参考になるのは原著論文や教授の解説などしか無いのです。

このような環境の中で、高校までのように受け身の勉強姿勢を残していると成績不良になります。
ひどい場合には留年の憂き目をみることも…
(特に医学部では全科目必修のため一科目でも落とすと留年ですw)


講義でエッセンスを把握し、教科書を自分で読み理解するという基本。

そしてどうしても分からない時には入門書に立ち返る、友達に質問する、教授に質問するなどアクションを起こすということが大切なのだと思います。



自戒を込めて書きましたが、滅多にない大学生活を後悔しないで過ごすために、積極的に動いていきたいと思います。

カレンダーや手帳の利用とモチベーションについて

【モチベーションを保つために】

モチベーションを常に高く持ち続けるというのは、何も工夫しなければ難しいと思います。

僕がやっていたのは

・勉強した日にはカレンダーに印をつける(8時間以上○、6~8時間△、~6時間☓)

・手帳に勉強した時間を記録する

・問題をコピー用紙に解き、捨てずにすべて積み重ねて保存する

です。

 

勉強記録をつけるのは、「自分が何をどれだけやったか」を数字という客観的な指標で把握できるのでとても大事です。

面倒臭がらず付ける習慣をつけましょう。

 

ストップウォッチで正確に時間を測るのもいいですし、アナログ時計で大雑把に把握するでもいいと思います。とにかく手帳に勉強時間を記録しましょう。

 

記録にあたっては私はほぼ日手帳を利用していました。

 

週表示のページをタイムラインとして利用し、勉強した科目とその時間を色ボールペンで塗って視覚的にわかりやすく記録しました。

 

どうしてもモチベーションが上がらない時など、過去の記録を見ることで「まだまだ足りない」という焦りや、「こんなにやった」などのちょっとした達成感を味わい、いい気分転換になります。

 

カレンダーに印をつけるのも同じような効果があります。

カレンダーは卓上カレンダー等小さいもので十分です。

 

また、問題を解いた紙を積み重ねることは自分の成果が目に見えて分かるので特にモチベーションアップに役立ちました。

試してみてください。

 

今はスマホのアプリでstudyplusというSNSと勉強記録を結びつけるものもあるので、利用してみるのもいいかと思います。

 

ストップウォッチ機能が付いているので、正確に何をどれだけやったかが記録できます。また他の人が勉強したこともタイムラインに表示されるので、焦燥感を駆り立てる意味でもいいと思います。

 

携帯を必ずいじることになるので、誘惑に弱い私は無駄にいじってしまいそうなのですぐに利用はやめてしまいましたが…。

 

 

 

勉強について

ここでは全体を通しての考え方について記述します。

また私は一年間予備校に通わず、いわゆる宅浪でしたので宅浪の方向けになるかもしれません。しかし予備校に通う方も参考になることがあるかもしれません。

 

【全体を通して】

医学部再受験は特殊です。

社会のレールから外れてもう一度受験するのですから当然生半可な覚悟では合格することは難しいと思います。

「医学部再受験で人生逆転」などの甘いフレーズに誘われてやるのはやはりオススメできません。

孤独で、時に不安に押しつぶされそうになりながら勉強しなければならなかった時、しっかりとした将来やりたいこと、ビジョンがあったから耐えられたと思うからです。

 

「そんなことはわかりきってる、絶対やるんだ」という意志のもと、まずは情報収集をしましょう

私は荒川英輔氏の医学部再受験の本をバイブルとし、計画を立てました。

この本では各教科のおすすめ参考書やセンター・二次に向けた勉強法、合格するための考え方が具体的に記述されているため、具体的な1年の計画を立てるために非常に役立ちます。

 

また和田秀樹氏の著書も参考にしました。

しかし現役生向けの記述が多いため、とにかく1年でも早く医学部に合格することが大切な再受験生は荒川英輔氏の本のほうが役に立つのではと思います。

 

医学部再受験 成功する人・ダメな人 2015年版 (YELL books)

医学部再受験 成功する人・ダメな人 2015年版 (YELL books)

 

 また勉強する際はさまざまな参考書に目がいくと思いますが、可能な限り問題集は絞りましょう

手を広げすぎると首が回らなくなり、習得度が低くなります。

黄チャートや青チャートなど定評のある基礎から標準まで網羅した参考書を各教科一冊ずつ持ち、その例題を見た瞬間解法が浮かぶまで何度でも反復するのが最も効果が大きいです。

 

一方で、入門用参考書にはお金を惜しまない方がいいかと思います。

特に苦手科目では「面白いほどわかる本」や「はじめからていねいに」シリーズなどをまずさっさと通読して概要を掴んでしまうのが最善だと思います。

最初はそれを優先しつつ、問題集をコツコツと解いていくといいと思います。

 

とにかく重要なのは、背伸びをせず身の丈にあった問題集(知ってることと知らないことの比率が7:3程度)をとにかく数多く解くことです。

頭をつかうため、そして覚えるためには手を動かすことです。

 

【勉強時間】

質と量の二元論で考えることが多いと思います。

もちろん両方大事なので追い求めていきましょう。

個人的には、圧倒的な量をこなして初めて質がついてくると思っています。

 

一般に言われている何千時間必要という基準は気にしなくていいです。しかし高校範囲を一年で理想を言えば5回ほど(現実的には3回、苦手範囲をさらに多く)全教科繰り返したいので、1日10時間以上を目指しましょう

 

体調の良い日は12時間はいけたのですが、私の平均はだいたい7~8時間でした。

もっとやれる時間はあったし、やればよかったと思っていますので、これから再受験を考えている方にはぜひ目指していただきたいです。

 

自己紹介

2014年度入試にて医学部を再受験し、無事合格しました。

 

今後の生活や日々の出来事について記述し、少しでも再受験を考えておられる方の参考になればと考えブログを始めることにしました。

 

医学部を再受験した理由について。

私は某旧帝大の理系学部に所属しておりました。就活を控え今後の人生を考えた際に、人の健康のために働きたいという思いを実現するためには何よりも医師しかないと考えました。

 

一度も挑戦することなく諦めた医学への道を進もうと決意し、周囲の方々へご迷惑をお掛けしながら、しかしそれでもなお温かく応援していただき、一年で再受験生活に終止符をうち、某旧帝大の医学科へ進学することができました。

 

再受験するにあたり不安なことも多く、また大学退学や奨学金など各種手続きなどもよくわからなかったことも多かったので、その点についても記述していければと考えています。

 

よろしくお願いいたします。