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医学生のアレやソレ

旧帝医学生のブログ。勉強とか趣味とかまとめとか。

医学生の放課後

自分は理系学生として大学を卒業した後に、医学科へ入り直した経緯を持つ。

そのため他の医学生よりも、医学生の生活を相対的に見ることが出来ると思っている。

 

一般に理系学生は実験、レポート、講義の量が多く、また定期試験も持ち込みが可能でないことが多いためかなりの暗記量が必要となる。

もちろん文系学生の生活はわからないため、これは主観的判断である。他意はない。

 

工学系の場合カンペの持ち込みが認められている場合もあると聞いているが、これは膨大な式の単純な暗記よりもその活用、応用を問うためであろう。

 

さらに研究室生活が始まれば、日々実験し、報告用のスライド作成や抄録、研究室のセミナー、学会発表の準備や論文作成など、多くの活動に身を投じる事になる。

卒業のためには卒論、修論、さらには博士論文を書き上げる必要がある。

実験時間も長くかかるのはザラであるため、深夜まで帰らずにいることも多くつらかったことも多かったが、その分充実していたのも間違いない。懐かしい限りだ。

 

医学生は暗記量が多いとよくいうが、これは事実であると思う。

前の大学のときよりも一日で処理する暗記事項の量は確実に増しており、試験前にだけやれば済んでいた以前に比べて、医学科では同じ取り組み方では確実に追試にかかってしまうと思われる。

(もちろん自分の加齢による記憶力の低下の影響もあるだろう。悲しいことだ。)

 

基礎医学をしっかり暗記すれば臨床ではそれを応用して考えることが出来るという。

ロジカルに考えることを可能にするために、膨大な量を暗記するのだ。

それが前提なのだ。

 

自分の今の努力がいつか必ず実を結び、それがひいては将来自分が診ることになる患者さんの心身の健康につながり、また自分の喜びに寄与すると信じて、誠心誠意教科書を暗記し、底に流れる人体の原理に思いを馳せる日々である。

 

忙しくも充実している。ありがたいかぎりだ。